タオバオってなに?他サイトとの違いは?

タオバオや天猫とは?中国のショッピングサイトについて、詳しくご説明していきたいと思います。

ショッピングサイト「タオバオ」とは

タオバオとは中国のEC企業であるアリババグループが2003年に開設した、アジアでも最大級の規模を誇るオンラインショッピングモールのこと。
中国語では「淘宝网」、英語ではドメイン名である「taobao.com」で表されることが多いようです。

タオバオの設立当初は個人間取引(C2C)主体の「タオバオワン(淘宝網)」というモールがメインとなっており、価格の安さが魅力とされてきました。

その一方、中国国内の消費者にも「本物」や「高品質」、「信頼」といったものを求める機運が高まり、そうした時代の趨勢や変化に対応するために設けられたのがB2C、B2Bを主体とした「天猫(Tmall)」という、もうひとつのモールです。

より詳しく掘り下げていくと、淘宝網(タオバオワン)は、個人間取引(CtoC)の取引を仲介する形態で、日本で言えばヤフーオークションなどに近いスタイル。
ただし、出店者は個人のみではなく、法人の場合もあります。掲載商品数は8億点以上、あるいは10億点以上とも言われ、アパレル、玩具、アクセサリー、電化製品、化粧品、雑貨など多岐に渡ります。「無い商品は無い」と言われる程で、また価格の安さが大きな魅力です。

しかしながら、タオバオは出店者のハードルが低く、それゆえに信頼性という面では心配あり。トラブルのリスクもつきまといます。
発注後に在庫が無いとされたり、この商品も一緒に買わないと売らないといった抱き合わせ購入を強要される、あるいは商品は送付されてきたが、欠陥品だったり、色違いであったりするといったトラブルも頻発しているのが現状。
それゆえに、タオバオを利用して商品を仕入れ・購入する際は、信頼・実績のある代行業者への依頼が賢明なのです。

タオバオの傘下「天猫(Tmall)」とは

一方、天猫(Tmall)はタオバオとは違い、企業が出店するのが基本。
日本で言えば、楽天に代表されるビジネス形態と言えます。登録には実費がかかり、審査も念入りに行われるとのこと。ユニクロ、ロレアル、アディダス、P&G、ユニリーバ、ギャップ、レイバン、ナイキ、リーバイスといった著名ブランドもオフィシャルショップを出店していますので、信頼度は高いといえます。その反面、価格がタオバオよりは割高というのが現実です。

価格の身近さをとるか、安全・信頼性をとるかで、タオバオを選ぶか天猫を選ぶかが変わってくるでしょう。

タオバオと天猫以外のショッピングサイトリスト

なお、参考までに、タオバオ/天猫以外のショッピングサイトも紹介しておきましょう。

  • 阿里巴巴1688
    タオバオ/天猫を運営するアリババが手掛ける、業務用の卸売サイト。工場や問屋との直接取引ができる反面、大口取引が前提で、利用の難易度も高めと言えます。
  • bang go邦购
    アパレルやファッション、小物や日用品などを取り揃えており、支払はタオバオなどと同じくアリペイでの支払が可能です。
  • 卓越amazon
    日本でもお馴染みのamazonと中国の卓越社によるショッピングモールサイトです。家電から雑貨まで幅広い商品ジャンルをカバーしています。
  • 京東商城 360Buy
    家電やパソコン類などに強みをもっており、自家用車やオートバイなども取扱い。アパレル類も幅広くカバーしています。
  • 凡客vancl
    アパレルに特化したショッピングサイトで、比較的高級志向を求めるユーザー向けとされています。